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2.1.2 接続構成例

インターネット接続構成例を、図2.1.2に示す。

インターネットに接続するには、インターネットプロバイダ(インターネットへの接続サービスを提供する通信事業者)と契約し、そこが持っているサーバに通信回線を介して接続することが必要となる。

インターネットに接続する方法には、?ネットワーク接続と?端末接続の2つの方法がある。

?は、企業内ネットワーク(LAN)をインターネットに接続するもので、企業等利用者が多い組織で利用頻度が高く、すべてのインターネットサービスを利用したいときに使用する。この場合、専用線で接続する場合がほとんどであり、常時インターネットに接続できる状態になっている。ただし、ネットワーク同士を接続するため、接続に当たっては、セキュリティ対策、DNS(ドメイン・ネーム・サーバ)・メールサーバ等の構築技術等、高度な専門知識が必要となる。

なお、小規模企業等で利用頻度が比較的低い場合、電話回線やISDN回線により必要時だけ接続するダイヤルアップ接続で、インターネットと接続するほうがよい場合もある。

?は、通常、ダイヤルアップ接続となる。この接続では、IPアドレスやドメイン名の設定等ある程度の専門的知識は必要であるが、比較的容易にインターネットと接続できる。費用も比較的少なくてすむ。

 

 

 

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